日本の法人口座レバレッジ100倍に規制、海外FXがオススメ
日本国内のFX口座には個人口座の他に法人口座というのがあるのは知っていますか?
法人口座とは、読んだとおり法人登録している人が使える口座です。
個人口座にはなく法人口座にはあるメリットというと、レバレッジです。
その法人口座なのですが、今まではレバレッジを最大で200倍までかけることができていたのですが、レバレッジ規制がかかり最大100倍までとなってしまいました。
この記事では、国内法人口座のレバレッジ規制に関するニュースとその対策についてお話したいと思います。
法人口座レバレッジ規制とは
じつは法人口座レバレッジ規制が公式に発表されたわけではなく、FX会社への通知だけです。
しかし、去年2015年から大手FX会社が続々と法人口座のレバレッジを200倍から最大100倍へと変更しています。
大手FX会社が肩を並べて最大レバレッジを改悪しているということは、金融業を取り締まる金融庁から非公式で通達があった可能性が高いと思われます。
いずれにしろ法人口座の最大レバレッジが100倍になる事実に変わりはありませんから、今まで200倍レバレッジにて利益を上げていたFXトレーダーは何らかの対策を立てることを迫られるでしょう。
法人口座レバレッジ規制の対策とは
法人口座レバレッジ規制の対策は、海外FX口座利用が現実的で、より有効な対策となります。
まず確認したいのは、FX取引において活用できるFX口座の種類です。
FX取引で利用できる口座を大きく分けると、以下の3種類が主なFX口座になります。
FX個人口座は、一般の個人投資家が利用するFX口座です。
レバレッジは最大で25倍となります。
上でもふれましたが、FX法人口座は法人登録をした人が利用できるFX口座で、レバレッジは最大100倍となっています。
法人登録をするのが条件のFX口座ですので、個人の方でも法人登録さえすれば利用できるのが特徴です。
問題は、法人口座を利用してレバレッジ200倍の取引をしていた人は、今後どうすれば良いかという点です。
レバレッジ100倍と200倍では大きな差ですから、今回の法人口座レバレッジ規制は大きな打撃でしょう。
ドル円レートが115円のときに10万通貨取引する場合、レバレッジ100倍で取引するなら必要になる証拠金は約115,000円です。
それに対し、レバレッジ200倍での取引なら、必要証拠金は57,500円ですむわけです。
当たり前の話ですが、レバレッジが半分になってしまうと必要証拠金は2倍必要になります。
それだけ投資金を準備しなければいけませんし、レバレッジの醍醐味である少額・短時間・高収入を期待できなくなってしまいます。
そこで解決策となるのが、海外FX口座を利用することです。
海外FX口座のレバレッジに制限はありません。
今までの法人口座のレバレッジ200倍どころか、300倍、400倍で取引できる海外FX口座は普通で、中には1000~2000倍のレバレッジをきかすことができる海外口座もあります。
レバレッジが高ければ高いほど良いというわけではありませんが、少なくとも今まで通り200倍のレバレッジでFXトレードしたいならば、海外FX口座の利用が解決策として妥当と言えます。
海外FX口座の特徴
海外FX口座の最大の特徴は、この記事の最大のテーマである「レバレッジ」です。
レバレッジ制限がなく、例えばニュージーランドのFX口座「ミルトンマーケッツ」では400倍のレバレッジがかけられます。
400倍のレバレッジで取引するときの条件と概要を簡単に見てみましょう。
例えば、ドル円レートが115円のときに1万通貨取引したとします。
取引に必要となる証拠金は2,875円です。
3,000円にも満たない投資金で115万円分の米ドルを取引できるのは大きなメリットです。
FX海外口座の注意点
海外口座を利用するときの注意点は、ハイレバレッジ取引というメリットがデメリットにならないようにすることです。
上でふれましたが、ドル円を1万通貨取引するときに必要な証拠金は約3,000円です。
忘れていけないのは、1万通貨取引においてレートが±1円動くと、損益は±1万円です。
為替レートが0.3円変動すると、証拠金分3,000円を損失として計上する可能性があるわけです。
ですから、ハイレバレッジでFX取引できるのはメリットですが、FX口座内の入金額が少ないと、ちょっとしたレート変動で大きな損失を被るかもしれません。
海外口座で取引する場合は、口座内の証拠金維持率をしっかり維持することが重要です。
証拠金維持率とは、FX口座入金額に対する取引必要証拠金の割合のことです。
この証拠金維持率を高めに維持することで、相対的にリスクを抑えて取引できます。
海外FX口座を利用してトレードするときの注意点として肝に銘じておいてください。